ブログトップ

松本けいいち 議員ブログ 「まつけい走る」

matukei.exblog.jp

誰が日本(京丹後)の労働を支えるのか 【書評】です。

 【書評】「誰が日本の労働力を支えるのか」(東洋経済新報社:野村総研)
a0127602_12512962.jpg

 この本には、これまで「ボヤッと思っていた」ことがいくつかデータとして示されていて、京丹後市の労働力のこれからの将来について、いろいろ考えさせられました。

 先ず、日本の労働力人口の恐ろしいまでの減少の実態です。国勢調査によると、日本の労働力人口(15歳以上で実際に仕事に従事している、または求職中の人)がこの15年間で200万人減少し、これからの15年間でさらに780万人減少する(国立社会保障・人口問題研究所と、労働政策・研修機構の推計)、というデータが紹介されています。
 15年間で四国の労働人口(197万人)と同じ程度の労働人口が減り、これからの15年間で東海地方の労働力人口(700万人)を超える労働人口が消滅する、という、恐ろしいほどの速さで働き手が日本から激減する時代。
 
 「一億総活躍」で高齢者は定年5年延長、女性社会進出がスエーデン並み、経済成長実質2%を実現しても、これからの15年間で225万人の減少、とのデータも示されています。

 一方で、「日本が外国人労働者に門戸を開いても、外国人労働者が来てくれる可能性は低い」というデータも示されています。旅行や遊びに日本に行くことではなく、「働きに行く」ということに対して、労働者を受け入れる側の国別比較調査での日本の不人気ぶりや、今後中国やASEAN各国の労働力不足による人材獲得競争の現実味も示されています。

 日本で働きたがっている外国人は沢山いるに決まっている、という「思い込みによる議論」について警鐘を鳴らしています。日本の給料は、国際比較においては相当安いため、特に高度技術者は日本には来ない。

 うーん、なかなか厳しい状況です。



 この本を「誰が『京丹後市』の労働力を支えるのか」、と読み替え、京丹後市の取るべき政策は何か。
 短期的には高卒後都会に出た若ものを「都会よりもふるさとに帰って就職した方が良い」と思わせるような支援策。例えば奨学金返済免除やUターン奨励支援制度。
 中期的には、企業や職場の魅力向上への支援策やAIなどによる職場の高度化への支援。
 長期的には子ども達への教育。英語やプログラミングなどの強化も必要ではないか。

 などということを、思いながら読みました。一読をおすすめします。



フェイスブックページでは日々の細かいことも書いています。
松本けいいちフェイスブックページ



これからフェイスブックを始められるかたはこちら
フェイスブックの始め方







[PR]
# by tango-matukei | 2017-06-27 13:00 | Comments(0)

奨学金の返済支援の仕組みについて知恵を絞りたい

 去年の夏、総務省に行って企業版ふるさと納税についてレクチャーを受けた時、ふるさとに帰って就職する若者の、奨学金の返済を支援する仕組みについて聞きました。

 総務省の担当者からは「企業からのふるさと納税と行政の出捐金などによって基金を作り、それをもとに奨学金の返済支援を行なうことは可能」という説明をいただきました。
実際に鳥取県や香川県が行なう予定にしている、というような話も聞き、京丹後市でもできないものか、と思いながら、いまだ具体的な仕組みが構想できないままで、なんだかんだと一年が過ぎてしまいました。

 京都府がふるさとに帰って地元の中小企業に就職した若者の奨学金返済についての支援策を今年の当初予算に計上しましたが、鹿児島県の長島町や富山県氷見市で「ぶり奨学金」という制度ができた、というネット記事を読み、京丹後市にとって一番良い仕組みについて具体的に知恵を絞る必要性を感じています。

 少子化の波は全国に及び、これからの時代、全国的に15歳から64歳までの主な働き手となる世代が毎週1万人以上ずつ減少する、といわれています。(NHK時事公論 「待ったなし人手不足対策」 )
働く世代の人口が毎週1万人ずつ減っていく、ということがどういうことに繋がるのか、想像するだけで恐ろしいようですが、地方の企業が欲しい人材は東京の企業も欲しがっている。日本全国のまちが若ものの獲得競争になることは想像に難くない。

 都会の企業と京丹後の企業とで働く世代の格闘競争になってゆく時代にあって、ふるさとに帰って就職したら就学金を返済しなくてもいい。または、返済額が少なくなる。京丹後で生まれ、大学に進学し、地元に帰って来る若ものをみんなで支える仕組みとして、こんな奨学金の返済支援があるのではないか、と思っています。機会を見つけて鹿児島県長島町や富山県氷見市などの「ぶり奨学金」の仕組みを学びたい。
a0127602_1572585.jpg




フェイスブックページでは日々の細かいことも書いています。
松本けいいちフェイスブックページ



これからフェイスブックを始められるかたはこちら
フェイスブックの始め方
















 
[PR]
# by tango-matukei | 2017-06-14 14:28 | Comments(0)

自衛隊関連の行事が続きました

 久々にブログ更新しました。パソコンにじっくり向かうのが億劫になっている今日このごろです。

さて、4月後半から5月中旬にかけて自衛隊や米軍に関する公務や準公的な活動、私的な活動などが続きましたので、活動や考えを整理しておきます。

 4月の沖縄の自衛隊那覇基地や米軍嘉手納基地、普天間基地の見学に続き、5月には、糸満市で行われた航空自衛隊のレーダー基地がある全国の自治体議会が組織する「防衛省全国情報施設協議会」の役員会に出席しました。
a0127602_11193965.jpg


 ちなみに、防衛省全国情報施設協議会の役員会は毎年会員市で持ち回りで行っており、31年度は近畿・中国エリアが担当することとなっています。このエリアの会員市は京丹後・淡路・萩・松江などですが、京丹後市を役員会開催市とする方向で話を進めさせてもらいました。
 実現すれば役員市議会の議長や随行職員が京丹後市に宿泊されます。受け入れの準備など議会事務局は大変ですが、京丹後市は交通の利便性が良くないので、役員会に出席する北海道や沖縄など遠方の市議会からは2泊3日で来ていただくことになります。
 会議前後の市内視察などを通じて「京丹後市の魅力」を体感していただける貴重な機会になると思います。全国各地の市議会議長に京丹後市を発信したいと思います。
 
 


フェイスブックページでは日々の細かいことも書いています。
松本けいいちフェイスブックページ



これからフェイスブックを始められるかたはこちら
フェイスブックの始め方
















 

 
[PR]
# by tango-matukei | 2017-06-03 11:27 | Comments(0)